おしゃれが面倒・自信がない男子(メンズ)こそシンプルにコツを学んで自分スタイルを!
当サイトでは以前、男性目線から女性ファッションがどのように見えているかについて、詳細に検証を行いました。
今回の記事では、反対に、
男性側が自分自身のファッションをどう扱うべきか
日々の洋服のチョイスなどをどのように考え、どのような方向性で整えていくのが適切かということを深掘りしてみたいと思います。
次のような方にはきっと参考になることと考えます。
- 毎日のファッションを決めるのがめんどくさい
- 自分に何が似合うのか分からない
- なぜeverydayジャージじゃダメなの
管理人(男性です)も幼い頃からあまりファッションを重視してこず、例えば親に与えられた洋服を決まりきった組み合わせで着用する程度でした。
しかし、自分なりに(程度は人それぞれでOK)自分がどんな格好をするかについて意識的であるだけで生活に潤いが生まれることに気付いてから、ぼちぼちとファッションも学びつつあります。
ファッションにそこまで凝っていない初心者だからこそ、初心者なりに根本的な部分から検討していくこともできると思いますので、皆様の参考となれば幸いです。
なぜおしゃれが面倒なのか
どうして私たちは毎日の洋服選び、ファッション選択を「面倒だ」と感じるのでしょうか。
人によっていろいろな理由があるはずですが、想定できるものをいくつか取り上げてみようと思います。
正解を目指してしまっている
第一に考えられるのは、私たちが自分がどんな服装を選ぶかについて、正解を求めてしまっているということです。例えば、
“30代のこなれファッションには、
全体の印象を引き締めるすっきりした柄のストールが不可欠!”
という専門家のコメントを雑誌で目にしたとして、試してみようとストールを入手するなり、いつ買ったのか分からないけれどもクローゼットに眠っていたものを引っ張り出してくるなりします。
鏡の前で首に巻き付けてみるのですが、どうやっても雑誌のモデルさんのようにはならず、変な巻き具合になってしまいます。
自分のやり方がおかしいのかと思い、何回かチャレンジを重ねるうちに、だんだん嫌になってきて、なんだか暑くて汗が出てきて不快な感じがしてきます。
こうして、
やっぱめんどくさいわ!!
とさじを投げたことが何度あったでしょうか(個人的体験談です笑)。
ここでは、雑誌で見たような仕上がり(正解)を意識するあまり、ストールというアイテムや、自分自身に似合うファッションの性質などを無視してしまったがために、ゴールにたどり着かないという現象が起きています。
しかし、本来のファッションは、その人自身を美しくしたり、高めたりするものなのですから、根本的には何かの方へ自分を寄せていくものではないのです。
(この点については、前掲の記事で深く触れています。)
知識がない・不足している
上のストールの例とも関係しますけれど、ファッションという事柄・概念そのものについての知識が不足しているために、面倒だと感じる場合も多いです。
私たちの頭脳や感性は不思議なもので、自分以外のものについては「かっこいいな」とか「似合っているな」とかなり的確に感じることができます。
しかし、いざ自分自身がおしゃれをしてみようかなと思ってみると、どんな服の組み合わせや、どんな色の組み合わせで似合うファッションが成り立っているのか皆目分かりません。
おまえのその上着、派手じゃないか?
などと奥さんや恋人に向かって言うことはできても、試しにコーディネートをしてあげてみると、もっと変になった……という経験などはありませんか?
このように、他の誰かを評価する場合と、自分自身のおしゃれとの間には、慣れないうちは大きな溝があることが通常です。
このギャップによって、頭の中では簡単に自分のファッションも整えられそうなのに実際にはそれができないので、早い段階で面倒だと感じる場合が多いのだと考えられます。
洗濯やクリーニングの手間を考えてしまう
やや毛色の異なる観点ですが、洗濯やクリーニングについて考えることも、ファッションが面倒だと感じる一因だと考えられます。
それぞれの洋服に付けられているタグ(洗濯の方法などが書いてあるアレ)どおりに洗ってあげるかどうかはまた別の考慮としても、ものによっては洗濯をすることで縮んだり、色合いが変化したり、着心地がどこか変わったように感じたりするものです。
しかも、おしゃれ着の場合は割合的に「手洗い」など気を付けて取り扱わなければならないものが多いようにも感じられますし、毎日ガシガシと着用して汚れてしまうことを考えると、やっぱり無難にジャージで……などという結果になりがちです。
だって、ジャージって何も気にせずに洗えるから便利で……。
ジャージそのものは全く悪くないのですが、ポイントは、上のような感覚があるがゆえにおしゃれ自体を敬遠する発想になってしまいがちなことです。
洗濯が面倒な品物かどうかという点だけであれば、素敵な洋服を選びに出かけて、タグを見てみて洗うのが大変そうならばやめればよいのです。
けれど頭の中で「大体おしゃれな服は洗うの大変だから」などと決めつけてしまいがちなのですよね。
洋服選びの場がない(お気に入りや行きつけのお店がない)
(この部分については、下でまとめて記述しています。)
なぜファッションに気を遣うのか
それでは、これほど面倒なのに、どうして私たちは心のどこかで「ファッションには多少気をつけるべきだ」と考えているのでしょうか。
中には少しも気にしていないという方もいらっしゃると思いますが、このページをご覧くださっているということは、わずかとはいえ関心をお持ちだということでしょうから、改めて確認してみましょう。
ちょっと一般的に検討してみますね。
おしゃれが好きだから
当然挙げられるであろう理由として、おしゃれが好きだからというものがあります。
おしゃれが好きで、ファッションに関する知識もあって、ごく普通に自分で楽しめる方は何の問題もありませんよね。
しかし、すでに見てきたように、興味はありつつどうしてもうまくいかないという悩みを抱える方が多くいらっしゃるのも事実です。
こういう場合、自分の中で理想像と実際が合わず、なんとなく気持ちがねじくれてしまったりもすることは上でも確認しましたね。
女性にもてるため
動物や鳥たちの世界でも、異性に興味を持ってもらうためにおしゃれをする、目に留まりやすいような装いをするというのは自然な現象として報告されています。
人間も彼らと進化の根を共有していると考えれば、こうした発想からファッションに関心を持たざるを得ないのは理解できますね。
わしはそんな甘ったれたことは望んでおらん!
という方は、ある意味でひとつ悟りを開いていらっしゃるので、それはそれですばらしいと思います……笑
ここでも、女性(LGBTQなど、昨今では性別が男女の二つだけと考える必然性もなくなってきましたので、気になるお相手)にモテて素敵な毎日を送りたいという願望が自分の中に芽生えることははっきりと分かるのです。
けれど、それをうまくファッションという領域に落とし込めず、悶々とする方が多い印象ですね。
「身だしなみ」として
おそらくこの発想で日々の洋服を選定している方が一番多いかもしれません。
外出するときや人に会うときにはエチケットとして、こぎれいな格好をしなければならないという考え方。
一昔前は、男性の場合とにかく外へ出るときはスーツ着用だ、などという風習(?)もみられたところです。
このタイプの方の場合、ある程度「これでいいかな」と思った洋服を何枚もストックして置き、それを毎日洗っては着回して生活していることが多いです。
もちろんそれがダメだということではありませんが、発想としては小さい頃に学校で体操着を着て過ごしていたときのままのような感触もあり、個人的には少々もったいない気持ちがします。
どの程度の心がまえがベストか
ここまで、どうしてファッションを面倒くさく感じてしまうのか、それでも多少は気に掛けたいという思いもぬぐい切れないのはどうしてかを確認してきました。
それでは、実際のところ、私たちはどのくらいの心がまえで自分のファッションと向き合えばよいのでしょうか。
もちろん、最終的にはそれぞれの好みですが、ここでひとつの提案をしてみたいと思います!
自分に合ったデザインなどを扱っているお店を見つける
まず、最初少し恥ずかしく感じるかもしれませんが、いくつかお店をチェックしてみて(ネットでもOK!)自分の好み・体型などに合った品物を多く取り扱っているショップを探してみます。
ここでは、今までの自己イメージをいったん手放して、普段ならチェックしないだろうなぁというお店にも当たってみることをおすすめします。
最初は店員さんの話についていきにくい場合もあるかと思いますが、だんだん慣れてきて、そういった専門の人がどんな目線や感覚でファッションを見ているのか理解できてきます。
そのお店でいろんなラインナップを試してみる
よさそうなお店が見つかったら、とりあえず「心を決めて」(早く帰りたいな……という気持ちをほんの少しだけこらえて)試着してみます。お店の人はたいてい悪いようには言いませんし、コーディネートのアドバイスもいろいろしてくれます。
もちろん、アドバイスを聴くという時間や手間を取らず、ただ自分で試着してみて、購入を決めてみるのも問題ありません。ここでは経験値を積むことが主眼です。
慣れてから他のショップにも足を運ぶ
何度か上の二つのステップを繰り返すうちに、どのような形の服を選ぶと、自分の場合はどう見えるのかが分かってきます。他の人が着ているとすごく素敵に見えるのに、自分には全然似合わない品物があったり、その逆があることも理解できてきます。
そうなれば、また他のショップに足を運んでみて、違うデザイナーの手によるアイテムを選んでみる準備は整ったというべきでしょう。
自分自身に何が似合うのか、どういうものが自分の好みなのかということが分かるということは、すでに「ファッションを楽しむ領域」に入っているということです!
ぜひ、自分なりに、気軽にいろいろ楽しんでみましょう☆
それでも面倒という方には……「メンズスタイル」
とはいえ、あえて外へ出かけて、初めて入るお店で服選びをすることは容易ではありません。
そのための時間も必要ですし、ご家族のいる方であればなおさら自分のためだけに何軒もお店を回るのは難しいことが多いでしょう。
そこで、管理人も数年前から愛用しているオンラインショップ「MENZ-STYLE(メンズスタイル)」について触れさせてください。
特に「カツラギ ストレッチスリムチノパンツ」(同社のビジネス・オフィスカジュアル向けラインナップ)は本当に履き心地や見栄えのよいズボンなので、ぜひおすすめしたいです。
ファッションが面倒という方でなくても、派手すぎずそつがないデザインの品物が多いので、最初のステップとして重宝するお店です。
シルエットがきれい
ショップさんの特徴として、
自分でも「好き!」と感じ、
まわりの人からも「オシャレ!」と言われるもの
を大事にしているという点があります。
そのために「ちょっとだけ他と違う」デザインを目指しているのというですが、実際に着用してみて、そのバランス感覚がとても優れていると感じています。
基本的には「キレイめ」だけれど、カジュアルさをさりげなく取り入れてスパイスを効かせるというワザが見事なのです。
特にワイシャツやズボンなど、ダバッとしがちないろいろな製品についてシルエットが美しく仕上げられているのはポイントが高いです。
着心地がよい
新しいお店デビューをするという観点からも、サイズ選びを間違わないようにしたいところです。
「メンズスタイル」では美しいシルエットを演出するため、身体に沿ったラインに仕上げてある製品が多いので、普段のサイズだときつく感じてしまいがちだからです。
身体を鍛えている方などは、場合によっては2サイズ上げてもいいでしょう。
しかし、ちょうどよいサイズのものは身体の動きにもよくついてきてくれて、とても使いやすいですよ。
管理人はやっぱりズボンを推したいです。
コーデセットがある
さらに大きな特徴として、メンズスタイルではサブスク型の購入システムも用意されています。
スタイリストである社長さんが選んだコーデセットが季節ごとなどに展開され、これさえ入手しておけば服選びには迷わないというアイテムですね。
わしのような面倒くさがりにはピッタリ!
本当に不慣れな方は、まずはプロが選んでくれたコーディネートが自分に合うのかどうか、試してみるとよいでしょう。
\ パッと着られる「コーデセット」 /
\ 職場で「おしゃれ」と言われる自分に出会う /
メンズスタイルに関するさらに詳しい情報はこちらの記事(MENZ-STYLE(メンズスタイル)ってどんなお店?特徴と実際に利用した総合レビュー!)に記載していますので、よろしければ参考にしてみてください。
まとめ
- 正解を目指してしまう
⇒いろいろ試すうちに自分なりのものが分かってくる - 知識不足
⇒自分なりの好みや関心から入ればOK! - 「モテたい!」
⇒焦らずセンスを磨いていこう
今回は男性が自分自身のファッションをどのように扱うべきかを確認してきました。
すぐ慣れるというものではありませんが、少しずつでも自分なりに品物を手に取ってみて、試してみることで、間違いなくセンスは養われていきます。
ぜひそのプロセスも楽しんでくださいね!
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ファッションについて本質的な部分から考えた記事(再掲)です。
多かれ少なかれ男性が感じていることを赤裸々に語っていますが、そういった自分の感じ方をよく自分で知ることも、ファッションを楽しむ秘訣のひとつだと思います☆