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お米あれこれ🍙

福島県産【天のつぶ】はまずい?お米の特徴を実食レビュー(18)

天のつぶ画像
wowja
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  • せっかく購入したお米が美味しくない
  • きっといいお米なのだろうけど、好みじゃない
  • 名前を聞くようになったので試したいけど……

このように感じている方もいらっしゃるかもしれません。毎日いただくものですし、できるだけ美味しいお米を選びたいのは当然ですよね。

管理人はこれまで20種類以上のお米(銘柄米)を実際に食べてみて、当サイトでレビューを公開してきました。

前回の「銀河のしずく」に引き続き、皆様にお米レビューをお送りいたします。ぜひ新しいお米選びの参考になさってください。

取り上げるお米は……、

福島県産「天のつぶ」無洗米

「天のつぶ」特徴
  1. するりとした甘さでもう一口が進む
  2. ほぐれがよく、歯になじむ
  3. やさしいお米を食べたい方におすすめ

管理人が感じ取った特徴を簡単にまとめると、以上のようになります☆

基本的には素直で素朴な方向のお米だと思っています。

⇒「お米あれこれ」総合ページ

(記事下部にもリンクあり)

Q
🌾当記事の著者について

この記事を書いた人

新おうじゃ

名前 / Name  
おうじゃ 

職業 / Occupation
お米賞味マイスター、歌詞解説・鑑賞家、福話術者(家庭教師も兼業)

実績 / Achievements
1年に満たないうちに20種類以上の銘柄米を賞味+レビュー(全て5㎏袋を1人で)。同時に各種音楽の歌詞解説を50曲以上行い、村下孝蔵さんについては全楽曲の世界観を解説中。【福話術】と題したあらゆる人の心に寄り添う記事を執筆、分野を開拓している。

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味わいや風味、見た目の特徴や傾向

炊きあがりのようす

第一印象は軽そう、さっぱりしていそう、という感じでした。

炊飯前はややくすんだ白さをしていて、手で触ってみてもそこまで水分が多いわけではなさそうです。

しかし、炊き上げてみるとつややかな白いご飯に変身しました。ご飯の香りはやさしめで、比較的お米粒が引き締まっています。

おうじゃ
おうじゃ

当サイトで以前レビューした鳥取県産「ひとめぼれ」のような雰囲気がします。

かき混ぜるときご飯同士がくっつきやすいわけでもなく、けれどぱらぱらでもなく、ちょうどいいほろほろ加減ですね。

この段階で、個人的にけっこう好みのほうです。

するりとした甘さ

天のつぶ一膳

実際に食べてみると、弾力はさほど強くありません。ぐにゅぐにゅすることはなく、ほぐれ具合が良好です。

歯になじみやすいので、よく噛むことができます。噛むうちにみずみずしさが感じられてきて、そこで「するりとした甘さが出てきました。

軽い食感としつこくない甘みのおかげで、お腹がいっぱいでももうちょっと食べられてしまうお米ですね(笑)

かんむりちゃん
かんむりちゃん

ダイエット中の方には困るかも??

でも、お米って本当は太らないので安心してください☆(毎日2合以上食べる管理人実証済み)

お米粒が引き締まっているので硬いのかとも思いましたが、全然そんなことはありませんでした。

お口の中でばらけすぎず、噛みしめる対象の粒と舌に触れる粒とがちょうどよいバランスです。(お米によっては、粒が強力過ぎて歯をすり抜けるものもありますよね)

千葉県の「ふさこがね」を気に入っているのですが、それとも近しい味わいだと思います。

炊き方・水加減による影響

天のつぶ・なめこの味噌汁、長芋と

水加減は基本に忠実にピッタリくらいがおすすめでしょうか。

やや引き締まりやすいお米ですので、その身上を活かしてあげるために少なめのお水で炊いてあげるのもよいでしょう。

反対に水を増やすと「ふかふか」感が出てきやすいと感じました。

ランチジャーで保温した場合

管理人はお弁当用にランチジャー(ご飯を保温できるアイテム)を活用しています。

お米によっては保温しておくとパサついたり、硬くなったりするものもありますが、「天のつぶ」は少しだけねっとり感が増すくらいでした。

お米の粒感がアップして、引き続きほぐれ具合は良好です。

おうじゃ
おうじゃ

玄米などは炊き上げてから寝かせる場合もありますし、普通のお米も保温すると多少熟成されるのかもしれません。

「天のつぶ」に関するトピック

品種特性

2012年種苗法登録された新しいお米で、「倒れず、いもち病に強く、収量が多い」というのが天のつぶの品種特性とされています。(⇒福島県の水稲オリジナル品種「天のつぶ」

味の特徴を系統からチェックしてみると、予想通り「ひとめぼれ」が祖先にいらっしゃいます。そのご先祖に「コシヒカリ」がいたり、天のつぶは実に有力な血脈で誕生したことが分かりますね。

反対側の系統は北陸地方の品種が多く、おそらくこちらが天のつぶの軽みやさっぱり感に大きな役割を担っているのではないかと思います。

ダルマ師匠
ダルマ師匠

富山のコシヒカリはさっぱりしているからな。地方の風土を吸収するお米は本当に面白い!

口コミや評価

まだ本当に新しい品種なので、Twitterなどを見ても「知らなかった」という方も多いです。他方で「初めて見たけど食べてみたい」とコメントしている方もたくさんいらっしゃいました。

首相官邸の食堂では現在(当記事初出:2023年4月19日)福島のお米のみを使っているのですね。

「銀河のしずく」とのブレンド

前回のお米レビューで扱った岩手県の「銀河のしずく」が手元に残っていたので、ブレンドしてみました。

やはり銀河のしずくの粘りやぷっくり感と相まって、「天のつぶ」単体よりももっちりしますね。

しっかりしたご飯という方向に傾きますから、これもお好み次第で楽しめそうです。

こんな方におすすめ

福島県産「天のつぶ」は……

さっぱりとやさしい甘みのご飯を食べたい方向け

お口の中でのほぐれがよく、軽い食感でお米の甘みがするすると感じられるので、たいていの方は美味しく召し上がれるのではないかと思います。

個性的でないというのとも違って、何となくこちらに寄り添ってくれる味わいなのは「あきたこまち」にも通ずるものがありますね。

興味のある方は一度手に取っても失敗はないでしょう。

混ぜご飯と味噌汁

(混ぜご飯もたまりません!)

まとめ

ここまでお読みくださってありがとうございました!

今回は福島県産「天のつぶ」についてレビューしてまいりました。まだまだ新しい品種ですが、もっと広まっていく予感もします。

お気に入りのお米を探す旅が終わることはありません。皆様もいろいろな銘柄を楽しんでみてくださいね

\ 今回取り上げた銘柄 /

その他お米レビュー

当サイトではお米の銘柄をひとつひとつ実食してレビューしています。

分かりやすく、楽しく、美味しそうに(ただしできるだけ客観的にも)評価しておりますので、お時間のあるときにぜひ遊びにいらしてくださいね!

Twitterからのコメントをお待ちしています。
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ABOUT ME
おうじゃ
おうじゃ
三つ子の魂いつまでも

あなたがあなた自身であることを応援する、やさしく愛のある文章を目指しています。
現在の主なコンテンツは生活や音楽(特に村下孝蔵さん・シティポップ)。
さらに独自の視点からの「教育論」「福話術」分野を開拓中。

新潟県生まれ。
小学生時代のあだ名は「おうじゃ」。
潜在スキルは「ひょうきん」。

東京大学法学部卒🕊→→司法試験合格🍀→⇒家庭教師、お米賞味マイスター、歌詞解説・鑑賞家、福話術者🎈
詳細はプロフィールページにて。
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