熊本県産米【ヒノヒカリ】はまずいのかな?特徴や味の評判を実食レビュー(24)
![ヒノヒカリ アイキャッチ](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/8ac6eb5d29f51e6c7c55ead6214442a1.jpg)
「いろいろなお米を試してみたいけれど、まずいものには当たりたくないし……」とお米選びに悩んでいらっしゃいませんか
当サイトでは数々のお米の銘柄(20種類以上)を取り上げて、ひとつひとつ実際に食べてみてレビューしています。
今回取り上げるお米は……、
熊本県産「ヒノヒカリ」
です!
- 粒感しっかりの香り高いご飯
- レンジ解凍してもふっくらそのまま
- 東の「コシヒカリ」西の「ヒノヒカリ」
以下の内容を抜粋するとこんな感じです☆
すごく簡単にまとめると、一口食べれば次の一口につながってしまう美味しいお米でした。
味わいや風味、見た目の特徴や傾向
炊きあがりのようす
![ヒノヒカリ 炊飯前](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/f79ce40b30209a0b95c508fd2394cf03-1024x985.jpg)
![ヒノヒカリ 炊飯後](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/f189ea58e9ff2705266815d7f3f27709-1024x1007.jpg)
前回、前々回と発芽玄米の状態でレビューしていましたが、今回は再び白米を入手しました。
炊飯前はやや小粒な印象で、お米を研いでみると手触りは「ころころ」とした小気味よい感じです。
多くの銘柄は炊飯前段階では黄ばみが目立つこともあるのですけれど、本品種はそうでもありません。
生の状態(袋を開けた瞬間)に感じ取れるお米の香りも濃いめですね。
炊きあげてみると……
やはり炊飯器の蓋を開けたときの香りはすばらしいです。
炊く前からあまり黄色くなかったので予測していましたが、ご飯粒の白さがよく分かります。
しかし、そこまで透きとおっているわけでもありません。
もう一つ特徴として挙げておくべきは、小粒に思えたお米粒なのに炊きあげると意外と縦にご飯粒に変化することですね。
かき混ぜるとき手にかかる弾力も美味しそうです。
噛みしめたくなる味わい
![ヒノヒカリ 一膳](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/0b1b2ed7de23d037d33e72c7360f9ffe-766x1024.jpg)
上の写真でもお分かりになるかもしれませんけれど、なんといっても粒立ちと弾力感、それでいてふんわりしたテクスチャが見事です!
口に入れてみると粒がしっかりしているのに歯になじんで、噛んでいるうちに逃げてしまうこともなくじっくりと味わえます。
一口目からものすごく甘いということはありませんが、香りを楽しみつつ噛んでいくとちょうどよい甘みがほぐれながら出てきます。
炊き方・水加減による影響
![ヒノヒカリ 日の丸弁当](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/65ab10c630d845900199c6fcaba70bd9-988x1024.jpg)
この「ヒノヒカリ」はピッタリの水加減が最適だと思います。
水が少なすぎては弾力が固さにつながるでしょうし、多すぎてはふんわり感がべっちゃりになってしまいそうです。
上手に炊きあがったのをお弁当にしたときの噛み応えが最高です。
![ダルマ師匠](http://wowja-time.com/wp-content/uploads/2022/06/1302129-e1667475781239.jpg)
本質的には、ピッタリというのは皆さんの好みに応じてのピッタリということじゃよ。
とりあえずは炊飯器の目盛りピッタリから試してみて十分美味しいという趣旨じゃ。
電子レンジ解凍すると元に戻る
本品種も電子レンジ解凍によく耐える品種のようです。
乾いてしまったり固くなってしまったりするお米も多いですが、ふんわりと粒ほぐれがよい状態でレンジアップできますね。
たくさん炊いておいて冷凍することが苦にならない品種です。
「ヒノヒカリ」のトピック
品種特性
![ヒノヒカリ 系統図](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-17_09h16_02-1024x578.png)
ここで「ヒノヒカリ」の品種的な特徴をみてみます。
1979年に育成が開始され、1990年に種苗法登録がされたのですね~。思っていたよりも昔からある品種みたいです。
お名前で分かる通り、直前のご先祖に「コシヒカリ」がいらっしゃいます。
![かんむりちゃん](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2022/05/cropped-IMG_5550.jpg)
管理人は知りませんでした!
福岡、佐賀、熊本の3県において良食味の銘柄が少なかったために、長らく望まれて生まれた品種という情報がありました。
「コシヒカリ」はあまり気温が高くてもよくないといいますし、倒れやすい性質も持っていますからね。
![ヒノヒカリ 熊本県食味成績](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/2023-09-17_09h22_01-1024x560.png)
食味に対する評価として「コシヒカリ並の極良食味である」とあります。
上の図で挙がっている「コガネマサリ」などは当時九州地方で栽培されていたお米の品種だそうです。
今回実際にいただいてみて、確かにコシヒカリ並みというか、多少特徴は違うけれどもすごく美味しい品種に仕上がっているのを感じます。
口コミや評判
九州地方だけではなく、西日本一帯に「ヒノヒカリ」は広がっているのですね。東の「コシヒカリ」、西の「ヒノヒカリ」といった表現も見受けました。
最近は自分の好みで日本酒のお話に目が行きます……笑
こんな方におすすめ
香りを感じつつ噛みしめて味わいたい方向け
本品種も管理人としてはかなり好みの部類です。
一口食べたらもうちょっとだけ追加してお口に入れたくなるような感じで、なんというのでしょう、妙にお箸が進みます。
お弁当で弾力と甘みがアップした味わいもすばらしいですし、この粒感からすると混ぜご飯などにもとても向いているでしょう。
ご興味が湧きましたらぜひお試しくださいね☆
![ヒノヒカリ 枝豆お弁当](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/4a8090d6e67c76ec3a33ebc78db094cf-1024x952.jpg)
![ヒノヒカリ 牛筋と](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/0ee8637b0f65187d4df2a1ecc4f5f8ad-1024x896.jpg)
![ヒノヒカリ 野菜カレー](https://wowja-time.com/wp-content/uploads/2023/09/db06f43820c8dabd229ffef5417336f7-1024x796.jpg)
(日の丸弁当に枝豆を散らしてみたり、もろきゅうや牛すじの煮物といただいたり。もちろんカレーもGOOD!)
\ 今回取り上げた銘柄 /
![](https://wowja-time.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
まとめ
ここまでお読みくださってありがとうございました!
発芽玄米も美味しいですけど、白米もやっぱりガツンと美味しいですね~。
これからも両方楽しみたいと思います
ポケットマルシェ
今回管理人が「ヒノヒカリ」を購入したのは、ポケットマルシェという産直サイトです。
農家さんや漁師さんから直接に食品を購入することができるサービスで、先日発見してからすでに何度か利用しています笑
出品されている商品もいろいろな工夫があって、眺めているだけでも楽しいです。(例:りんご全品種制覇キャンペーン、穫れたて新米の販売、釣りたて魚介類の直販、無農薬野菜セットなどなど多数)
本当におすすめなので、ぜひ一度チェックしてみてください!
その他お米レビュー
当サイトではお米の銘柄をひとつひとつ実食してレビューしています。
分かりやすく、楽しく、美味しそうに(ただしできるだけ客観的にも)評価したいと思っておりますので、お時間のあるときにぜひ遊びにいらしてくださいね!