【超個人的期待!】幻想水滸伝1・2HDリマスター版発表!グレミオとナナミにもう一度会えます……涙
管理人のおうじゃです!
今回だけは、勢いに任せて更新せざるを得ません!!!
幻想水滸伝1・2のHDリマスター版の発売が発表されました。
……ついに、ついにこの日(2023年発売予定)が来たのですね。
以下、これからも当時の記憶が思い浮かび、または振り返り、自分の中に生まれてきつつ追記していきますが、幻想水滸伝の魅力や期待する部分をここに書き残しておこうと思います!
ゲーム専門家でもない、いちプレイヤーの視点からあふれ出る想いが皆さんの参考に(?)なれば幸いです。
幻想水滸伝1・2リマスター発表!!
東京ゲームショウ開催中の本日(2022年9月16日)、コナミさんが幻想水滸伝1と2(略して幻水1・2)のHDリマスターの発売を発表しました。
プロモーション映像はこちらです↓
さらにゲームショウの発表ステージ映像(長尺です)↓
グラフィックの進化がものすごいですね。
しかし、不思議なことに自分の記憶の中の幻水のイメージ映像もさほど見劣りしない感じなので、いかに当時から完成度の高かった作品かがうかがわれます。
(追記:上に掲載のゲームショウ動画は期間限定公開だったようで、現在は確認できません。)
幻想水滸伝・その魅力
管理人自身の中で当たり前にすばらしいゲームの位置づけになっていて、何がすばらしいのかがもはや分からない感覚もあります(笑)
けれど、ここで少しずつ書き出していくことにしましょう。
臨場感
思い浮かんだ順に書いていきますけど、当時タイムリーにプレイして、さらにその後何度もプレイして、それからしばらく時間が経った現在にまず感じるのは、臨場感でしょうか。
幻想水滸伝は「幻想」と先に銘打ってくれているおかげなのか、かえって実にリアリティを感じるのです。
キャラクターの動きも2Dでドット絵な部分が多分にあるのに、感情やふるまいの表現力が尋常ではありません。
協力攻撃などのギミックも、この幻想水滸伝という世界の中で、実際に人間たちが生きて活動している様子を感じさせてくれます。
もちろん音楽もこの世界観にマッチしていて、さらに物語の起伏とも共鳴していて、平たい言葉でいえば没入感がすばらしいです。
基本的には主人公の立場で没入することになるとは思いますが、各キャラの個性も半端でなくしっかりと描かれているので、自分が主人公でもあり、どのキャラでもあり、すなわちこの幻想水滸伝の世界に生きる存在であることを味わわせてもらえるのですよね。
いや~~~~!
いろいろ思い出もあるし、書きたいこともありすぎます!
半分羅列的になってしまっても許してください!!
(……あ、でもネタバレはダメですもんね……。
あ、でもでも、「リマスター」にビビッと来る方は原作を知っているということでしょうし、あんなことやこんなことを書いても分かってもらえるかな……)
ネクロード
以前にこのブログで幻想水滸伝に触れたときは、あのルカ・ブライト様のことをちょっとだけ語ったのでした。
……けど、幻想水滸伝っていったら【ネクロ―ド】じゃね??
とくに幻想水滸伝2のティント市におけるネクロード戦ですよね???
幻想水滸伝2というゲームがどれほど贅沢なゲームなのかが分かるエピソードですけど、このネクロード戦のバトル音楽って、このとき一回しか流れないんですよね!
それでいてあの完成度でぶつけてきてくださっているのですから、本当にもう並みじゃありません。
ヴィクトールの口上の面白さは定評あるところかと思いますが、もし遠い記憶に埋もれてしまった方がいれば、ぜひ復習してください。
粉々にして、引っ張って、のばして、しょんべんかけて……!
ネクロードが倒れるときの声も、ゲーム全編を通してここだけでしか聞けません。
というか、ネクロードってそういう声なのかい!? と、キャラの台詞に声があるのが珍しかった当時は感じたものですよね。
キャラに声が付いているという意味では、『アークザラッド』とか『スターオーシャン』とかとても新鮮に感じたものでした。
『アークザラッド』の方が幻想水滸伝より前の作品ですから、こちらもなかなか革新的でした。
あとね、ヴァンパイアであるシエラが実はとてつもなく年輩さんなんですけど、あのミニスカート感にドキドキしつつ、でも年輩なんだよな……という気持ちも、中学生程度の管理人にはとてもよい学びになりましたよ。
(もちろん、こういう世代の方がこれこれの格好をすべきだなんて思っているわけではありません☆)
ナナミの愛
……ここはダメ。
幻水2の根幹にかかわる点だし、ちょこちょこって書くものじゃないよね……。
その性格
ナナミはゲンカクじいちゃんに引き取られた養子なんですよね。
主人公も同じくゲンカクに引き取られて、二人は血縁がありませんが姉弟として暮らしていました。
ナナミのお姉さんっぷりはオープニングムービーをはじめ、物語の中のあらゆる場面で表現されますけど、主人公は「お姉ちゃん」とは呼ばない。
ストーリー上でとてもとても大きな場面での、プレイヤーが選ぶ選択肢に表示されるまで、決して呼ばなかったのです。
そこで「お姉ちゃん」という選択肢を選んだときの、ナナミの安心したような穏やかな表情といったら……泣
さて、↑追記してしまいますけれど、その後、ナナミは主人公たちの……
前から姿を消すことにするのですよね。
本拠地の保健室(医療所でしたっけ笑)の先生に無理を言って、主人公たちには自分が矢に射られて命を落としたことにして伝えてもらうのです。
それは、自分が主人公のそばにいることで、全軍の指導者たる主人公の判断が曇ってしまうことを避けるためでした。
主人公は、表には出しませんが、やはり姉であるナナミ想いの弟であることが上記のイベントでも明らかになったのです。だからこそ、自分が真に弟を想うならば、なおさらそばにいるわけにはいかない。
このように考えて、ナナミは戦争が終わるまで、主人公、ジョウイと過ごした始まりのキャロの村(……ちょっと名前が不確かです。しかし、今調べなおさずに当時の記憶だけで追想するのが本記事の趣旨のつもりですので、お許しください)で待つことを選択します。
ここからは、必ずパーティーメンバーの一枠を埋めてきたナナミがいなくなり、協力攻撃から「姉弟攻撃」が消え、主人公は他の仲間たちとともに最終決戦へ向けて無言で進んでいくのです。
ジョウイの人間らしさ
…………これもダメですよね(笑)
お待ちください。必ずまた管理人なりのジョウイ観を書きますので。
ミューズでの会合
設定イラストの見た目から、さらには主人公とともに行動しているときの言動から、頭脳明晰であることがうかがわれるジョウイ。
ところどころで自分なりに考察する事柄があるような様子がみられ、プレイしていてもジョウイの心がどこにあるのか、次第に気にかかるようになる物語の展開も見事ですよね。
ミューズでは各勢力の首脳が集い、それぞれの望みばかりを高らかに述べて対立してばかりです、何も決定することができません。
これを目にしたジョウイは、「力」こそが人々をまとめ平和を達成する手段であると考えるようになっていくのです……。
グリンヒル防衛戦?
ちょっと記憶が定かでないのですけど、その後主人公はルカ・ブライト率いる帝国軍(……あれ? ハイランド軍でしたっけ??)を相手に、グリンヒルという街を防衛する任に就きます。
……いえ、違いますね。これはもっと後のお話でした笑
ミューズで上記のような出来事があった後、ハイランド軍の兵力の規模などを偵察すべく、主人公とジョウイがハイランド軍の野営地に潜入するのでした。
そこで、主人公たちは見つかってしまい困難な状況に陥るのですが、ジョウイが他のみんなを逃がすためにひとりで野営地に残る選択をする……のだったと思います。
あいまいで申し訳ありません! お詳しい方、どうぞ指摘してください!
このときに、ジョウイはルカ・ブライトという絶対的な「力」を持った存在に直に触れ、力への期待を強めていったのですね。
グレミオのやさしさ
金髪緑マントのやさしいグレミオのことも記憶の限りで書いてみます。
今の時代、調べれば動画なんかもいっぱい出てくると思うのですけど、我々タイムリーに遊んだものとしては、その時の思い出とリマスター版を直に比べたくないですか??
グレミオは幻水1の主人公の家で使われている使用人なんですよね、確か。
クレオとかも同じ立ち位置で、あと……あの脳みそ筋肉的な赤い男の人は名前なんでしたっけ?
パンチョ、……違いますね(笑)いや、まだ調べませんよ、パンク! パオ! ……ん~~~なんとなく「パ」行だった気がするのですけど!
まぁよいとして、グレミオは坊ちゃん(主人公)においしいシチューを作るのが大好きなんですね~。
そのシチューは他の使用人たちにも人気で。
そういう日常がとても大切な描き方がされていたなぁ。
ひょんなことから主人公はそれまで暮らしていた帝国と敵対することになって、身近だった人たちは帝国の人間なので、やむなく対立することになって……(確か笑)
でも、グレミオは何があっても絶対坊ちゃんを守るという態度を一秒も崩さないんですよね。
これ、実はかなりアツいし暑いですよ~~(笑)
友人同士でもないし、親子でもないし、ライバル同士でもないし、このグレミオと主人公の位置関係、これが絶妙でした。
幻水2でもそうですけど、中心となるキャラクターたちの相互関係、どのくらいの距離感なのかとか、そういうところから現れてくる心情の表現が上手なのもシリーズの特徴でしょう。
終盤ではグレミオが決意の行動に出て(ネタばれ防止中☆)、エンディングの分岐条件を満たしているかいないかで結果が変わるという。
どこまでも坊ちゃんありきで、途中でそれをたしなめられるようなイベントもあったと思います。
そういうグレミオの姿にいろいろと感じる部分は多かったなあ~~~。
ちなみにグレミオの武器は意外にも?ちょっと豪快な「斧」です。
もう一回戻って、そもそも幻水の魅力は?
もちろん、まだまだ無数に幻想水滸伝シリーズの魅力はあるのですけど、一度戻って考え直してみると、やっぱりキャラクターがたくさん登場する点が大きい気がします。
ネクロードとかナナミとか、ジョウイとか取り上げてみましたが、他に仲間になるだけでも合計108の登場キャラクターがいるのは本当にポイントですよね。
彼らはゲーム内のキャラクターで、一定の設定の下に生み出された存在なのは確かなのですけど、それを味わうプレイヤーは現実の世界でそれぞれ各種各様の経験や体験をしているわけで……。
それらをいくらでも反映してくれる、映し出してくれるのです、108星もの登場キャラがいるからには。
つまり、結局はどこかで聞いたような表現になるかもしれませんが、このゲームに私たちは数多くのことを教えられるのですよね。
意識的ではないにせよ、制作側もこれだけの登場人物がいれば、どうにか各キャラの差別化を図らないわけにはいきません。
その中で、自然とさまざまな生活上、人生上の事柄が幻想水滸伝という作品に組み込まれていくのです。
ありがちな展開やキャラクターを並べるだけでは、さすがに108には足りないはずですからね!
そんなわけで、登場キャラの数が膨大であることによって、嫌でも制作スタッフの皆様が通常以上の頭や心の使い方を余儀なくされ、その結果見事な作品に仕上がっているのが本シリーズなのではないかという気がしてなりません。
TVゲーム業界やエンタメ業界の様相が変化してきている昨今、幻想水滸伝の新作ナンバリングの情報がなかなか耳に入ってこないのも、こういう「どうしても全精力を要求する」作品である性質が関係しているのではないでしょうか。
リマスター版への期待
ここではリマスター版に期待する点や、原作版の不思議な点などを記します。
水の紋章の不思議
回復魔法に何度もお世話になる水の紋章ですが、原作ではちょっと不思議なところがあるのにお気付きでしたか??
そう、「優しさの流れ」と「静かなる湖」のバトルでのエフェクトが逆なのではないかという点です。
……あれ? どうだったかな(笑)
「優しさの流れ」がたくさん雨が降ってくるような感じで、あまり流れていなかった記憶があるのです。
……あ、こっちかな!
雷の紋章のレベル3「天雷」とレベル4「雷撃球」かも。
「天雷」だからいかにも雷が空か降ってくる感じかと思いきや、丸い球が出るんですよね。
「雷撃球」はなんと天上から太い雷が降ってくるという、いかにも「天雷」な感じの(笑)
完全な記憶違いじゃ……ないですよね??
幻想水滸伝1のバトルシーンでも味方が躍動するのか??
管理人が最初に触れたのは「幻水2」なんです……実は(笑)
それが面白すぎたので、幻水1へとさかのぼって手を伸ばしたのですが、幻水1ではバトルでの待機中にキャラが「絵画」なことにびっくりしました。
攻撃をしたりされたりするときには動くのですけど、自分のターンが来ない間はペッタリと貼り付けられた絵のように不動でした。
今回リマスター版の発売が発表されて、これを思い出したのですよね。
リマスターでは1のバトルシーンも洗練されているのでしょうか。
ちなみに幻想水滸伝2で急激にバトル中のキャラクターたちが躍動し始めて、上の動画のように待機中も音楽に合わせたり合わせなかったりして動くわ動くわ……笑
キャラ一人一人で動きが違うのも見事だし、上手にそのキャラの雰囲気を表しているし、ホントにすごいです。
どうなのでしょう~、グレミオやクレオはどんな仕草で自分のターンを待つのでしょうか。
棒が武器の主人公はどうなのかしら?? 幻水5な感じ??
期待大ですなぁ☆
……と思ってPVを眺めなおしていたら、ありましたね、バトル画面。
うーむそうかぁ~、バトル中のキャラは原作に忠実に止まった絵か~~~~……。
いやいや、それで幻想水滸伝の魅力はわずかも低下しませんよ!
やっぱり期待大です☆☆
公式X(旧Twitter)・各種情報など
公式Twitterでは、リマスターに期待することなどについてアンケートが行われました。
9月度とありますので、発売までに何度か実施されるのでしょうか。
採り入れてほしい機能などを記入する欄もありましたので、またアンケートの機会があればぜひ皆さんも書き込んでみてくださいね!
発売時期について
公式X(旧Twitter)では、残念ながらといいますか、よりよいものを期待できるチャンスが与えられたといいますか、発売時期の変更が発表されました。
「2023年予定」から「あらためてご案内いたします」へと変更されたということは、やはり2024年までまたぐということでしょうか。
いずれにしても大好きな作品だし、今の時代に元のままで発売されても楽しめるほどのクオリティだったから、リメイクも期待しかないがな!
むしろワクワク期間を延ばしてくれてありがとう、コナミさん!
いったんまとめ
思いがけない情報が飛び込んできましたので、今回は心のおもむくままに書いてみました。
本当に、本当に幻想水滸伝はすばらしい作品ですし、思い出して書いてみたいこともたくさんあります。
管理人はどちらかといえば『2』の方が好きで何度もプレイしたのですが、『1』についても改めて自分の記憶を掘り下げてみたいと思います(笑)
グレミオとかクレオとか、ローレライとか、名前だけ聞いてもいろんな思い出が浮かんでくる方も多いのでは???
ここまでお付き合いくださってありがとうございました!
またどうぞよろしくお願いいたします☆
“あなたの手には、何の紋章が刻まれていますか?”
管理人は自分の記憶とリマスターを直接比較するつもりですが、もし再び予習したい方はこちらでどうぞ。
※新品は相当に値上がりしているようです。